さて、今回はこれまでの山での田植えや畑仕事からちっょと離れて
海へと出かけました!!
これまで、どんぐりモンゴリの角和さんに聞いたように豊かな森が豊かな海をつくります。イネも海の生き物も、私たちも、水が命の源になっているのです。
そこで、子どもたちには稲作やサツマイモ、ソバの栽培、また、どんぐりの苗木を植える体験を通して、水の役割や大切さに気付かせていきたいと思いこれまで進めてきました。その一環として、海の生き物について理解を深めて水を通じた山と海の結び付きを考えさせるために、見出しの会を開催しました!!
みんな思い思いの場所で釣りをしました。綺麗な水で育った魚です。きっと食べてもおいしい!?
さて、今回はそんなきれいな水で育った魚の味を体感しよう!ってことでその場で捌いて食べてしまいます!!
釣ったハゼはその場で天ぷらとから揚げで料理しました。うん!美味しい!!
きれいな水で育つ魚はおいしい料理へと早変わり!!そんなきれいな水を保つ事の大切さも子供達は理解してくれたでしょうか?
この後、数日後には再び山へ向かい、田んぼの草取りなどの整備があります。
水を通じた山と海の結びつきを再び実感することでしょう!!
遅くなりましたが、6月30日に「教育ファーム スタディinとうかい」に○木さんと○山で出席してきましたのでその報告をしま~す。
当初は長久手のゴジカラ村で開催される予定でしたが、新型インフルエンザの影響で東海農政局 安田庁舎での開催となってしまいました。味気ない会場でしたが、内容はとても楽しく、ためになるものでした。
内容は以下の通りです。
体感の入口 味覚について学ぶ
基調講演 味覚と食育-子どもへの味覚教育とミラクルフルーツの試食体験-
日本福祉大学 客員研究所員 島村光治氏
体感の理念 海外の教育ファームから
基調講演 農業国フランスの教育ファーム
有限会社 アールシーエス研究所 取締役 大島順子氏
地域の教育ファーム-日本の農家の実践-
実践報告 耕したいのは”心” ~ブレーメンの田楽隊と共に歩く農道~
季の野の台所 エコファーマー 森川美穂氏
http://www17.ocn.ne.jp/~mori3100/
実践報告 子ども達に伝えたい-食べることはいのちをいただくこと
久保田牧場(酪農教育ファーム認証牧場) 久保田健一氏
http://www.toyota-shokuiku.jp/part/people/p06.php
島村氏の講演は、ギムネマ(味覚を感じる味蕾(みらい)をふさいでしまう植物)やミラクルフルーツ(酸味と反応して、酸味を甘味に感じさせるフルーツ)を使った実験をおりまぜながらの味覚に関する内容でした。実験により体感することで非常に判り易い内容でした。
島村氏 ギムネマの葉
大島氏の講演は、農業国であり教育ファームの先進国であるフランスの事例を紹介いただくものでした。
紹介ビデオや写真の子ども達の笑顔がとても印象的でした。
おやじの会フランス支部設立も必要かも。
地域教育ファームの実践報告をされた森川さんと久保田さんはとても情熱を持って教育ファームに取り組まれている方々です。
森川さん 森川さん家のロバのペーター
我々とは立場が違い、教育ファームを通じ、農業体験、酪農体験の場を提供してくれる方々です。
森川さんとは懇親会の時にお話をさせていただきましたが、田んぼや畑で農作業をすることも大切だが、生き物と接することも大切と言われていました。草食動物と接すると心が穏やかになる気がするとも言われています。おやじの会も田んぼ、畑の次は酪農チャレンジですか。
ブタにします。それとも牛?
久保田さんのお話も非常に心に残りました。小学・中学・高校の職業体験を受け入れているそうです。職業体験なので、体験者には朝5時半集合で6時から作業をさせるそうでう。それが本当の職業体験と言われていました。職業体験で牛(乳牛、食用牛)の世話をさせ、体験最終日の昼にみんなで牛丼を食べるそうです。子ども達に何かを感じてほしいとの思いからそうされているそうです。食べることの重み、食べることはいのちをいただくことであるということを伝えたいという気持ちがとても伝わる話でした。
見学等も受け入れてくれるそうですので、田んぼ、畑の収穫が終わった頃、お邪魔してみません?
久保田さん 東海農政局 今村係長
最後に、懇親会の中で農文協の事務局の方が我々を農政局次長に紹介してくれたときに、「常安おやじの会」は熱い団体なんですと紹介してくれました。
「熱い?暑い(暑苦しい)」どちらの意味だったのでしょう。気になります。
時間が取れたら定例会でもお話します。
サツマイモが急激に大きくなってきました!いつも感心しますが、本当にたくましいヤツです。今度皆さんが来る頃には、畝一面を覆っているかもしれないですね。
昨日二回目の肥料まきをしました。前回は機械でまきましたが、中央部分に比べ周辺の散布量が少なかったようなので、そのあたりを狙って手でまきました。それから沢山肥料が必要な高山もちに沢山まきました。
前回の活動記録からまだほんの一週間・・・なんともこの時期の雑草の成長は恐ろしいほどのスピートです!!
さて、そこで早速今年2回目の雑草撤去に出かけました。田んぼは早くもチョビヒゲのような草や通称デビル(おもだか)の取り残しやら・・・
一見、稲のように見えるのですが、どう考えても株と株の間隔が詰まり過ぎてて「なんか違うよなぁ~?」って感じ・・・
我らの田中師匠曰く、現時点ではプロの方でも見分けが難しいらしく、という事で「疑わしき稗?」は極力排除しました。
前回とは一部メンバーも異なるのであらためて田んぼに入る前のお勉強です。
子供達も真剣に聞いています。
最後は今年挑戦するソバを栽培すべく、畑の下見に行きました。そんなソバ畑の前で
今回の精鋭部隊!?の記念撮影です。。。さあ、次の雑草撤去もみんなでがんばるぞ~!!